21世紀の自動車・プリウス

                     
         参考URL  http://www.chibatoyota.co.jp/events/prius/prius01.htm
         
         
      トヨタ社の去年にできた車、「プリウス」。電気自動車とはまた違った、
      新しい発想の車だ。電気で走る車には限界がある。だからといって、ガソリン
      エンジンの車ではこれからますます増える需要に対してCO,HC,NOXなどの排出量
      は増える一方だ。それで、できた車が「プリウス」だった。
       
      ハイブリッドシステムという2種類の動力源を備えた車。CO2は従来の車の半分
      燃費は2倍(28km/l,プリウス  14km/l,従来車)、CO,HC,NOXの排出量は規制値の
      約10/1レべルに低減されている。このしくみは、電気とガソリンの共存にある。
      発進時、低速時、ゆるやかな坂は電気で走る。通常時はガソリンと電気で、
      加速時はガソリンで走る。止まる時はエンジンが自動停止するようになっている。
      つまり、アイドリングがない。発進時する時は、電気なのでアイドリング状態では
      なくても、すみやかに発進することが可能なのだ。
      電気はタイヤが回転しているときにバッテリーに蓄電される。外部からの充電
      が全く必要ない。
      この車「プリウス」は長い間の課題だった。しかし、途中経過に過ぎないと
      思う。きっとこの先「プリウス」でも間に合わない程の二酸化炭素などが
      でてくるだろう。二酸化炭素の量が増え温暖化に向かう傾向が少し遅くなった、
      地球の最期が少し先に延びただけなのだ。これから私達の世代で「プリウス」
      以上の車を作らなければいけないと思う。


      以上

担当教官

機械工学科